姫・お嬢様
さて今回は、ちょっと奇子っぽい設定の「紅kure-nai」九鳳院紫があまりに可愛いので、お姫様・お嬢様を取り上げてみることにしたのじゃー。
じゃなくて、というかそうだけど、エルフからの流れでファンタジー系(も含む)要素ということでひとつ。
マリー・アントワネットやお市などの歴史上の本物の姫、シンデレラやかぐや姫などの伝説・童話などの物語上の姫を換骨奪胎したのが、現在の漫画・アニメの姫だ。
少女・女性雑誌で見かける「姫系」は実生活でのファッションの方向であり、そのファッションを纏う人間がどんな地位であるかはまったく関係ないので注意。
憧れの存在として人形などの玩具や絵本で教育されてきた女の子にとって、庶民とは縁遠い存在にも関わらず親しみがあり自己同一化がはかれるキャラクタである姫は、職業要素のなかでも格別な存在だ。
ここで取り上げる姫は、上流階級の娘のこと。上流階級とは王族・貴族・大富豪…村長あたりが一番低い所か。両親が上流階級でなくても自身が上流階級ならばよい。以下、お姫様・お嬢様を総称し姫と書く。
「ストップ!! ひばりくん!」大空ひばりのようなヤクザ親分の娘(?)、というのも現代日本に貴族的なものを出す際の手として、わりと良く使われる手だ。
「マリア様がみてる」福沢祐巳など、中小企業の社長の娘位になるともうお嬢様要素とはならず、むしろその知り合いに一人や二人はいるという一般性は、普通っぽさを強調する。なんというか祐巳を社長令嬢と呼ぶと、皮肉にしか聞こえない。
物語の中では主役級に女の子が3人いればひとりは姫(お嬢様)という位に出現率の高い要素で、特に童話での主人効率といったら、童話=お姫様の話というイメージを作るほど。
また、「BLEACH」井上織姫のように、名前に姫を入れることで、姫ではなくても姫的な役割(イメージ)を持たせることは多い。
それから現代劇では、アイドルがほぼ姫と同じポジションに入る。SFでは研究機関から逃げ出した実験体や博士の娘が近いが、両方ともここでは語らない。
例となる姫キャラは、解説がある部分以外は結構適当に並べている。多少分類に納得いかない部分もあると思われるがご容赦願いたい。
姫に多い性格
賢い
姫は学校などが存在しない世界ですら教育を受けることのできるキャラクタであり、高い教養・知性を持っている。
我がまま
家来がかしづいていて当然の身分なので、必然的にワガママ娘になる。
我がままは可愛い女の典型的要素。
怖いもの知らず
温室育ちの箱入り娘なので、世間的に怖いものを知らない。
ヤクザも正論でひざまずくと思っている危なっかしさが、受け手の保護欲をそそる。
妹要素
多くは兄や姉(的な人物)がいる。つまり妹要素を持っている。これは可愛く保護される対象である、という姫の要素を強化する。
また受け手は、怖いもの知らずな姫を保護したいが、物語の中に入るわけにはいかない。そこでその行為を代行してくれるキャラが必要という訳だ。
庶民的なものが珍しい
庶民の家で食べたカップラーメンにハマってしまうなどが定番。
電車の乗り方や自動販売機の使い方、ファストフードやコンビニのシステムが分からないのも定番。
例えば、「ハヤテのごとく!」は出会いのシーンでこれを使う。また祥子様のジーンズショップでの浮かれっぷりの素晴らしさは、「マリア様がみてる」の見所のひとつ。ちなみに祥子様のお母様は輪をかけた姫。
これは、「つまらない庶民的なことしか知らない自分でも、姫なら楽しんでくれるかもしれない」というまぁなんというか、社交性に欠けるオタクが喜ぶ要素だ。
つまり姫は、受け手が知らない世界の住人故に近づきやすい、というなかなかに面白い要素といえる。
これは通常の感覚としての「高級品とか演劇やクラシックのことなんかさっぱり分からない、なに話しても馬鹿にされそう」があっての落差萌えである。
姫に多い容姿
姫はでこの宝庫
でこといってもデコレーションじゃない。勿論美しく豪華な装飾は姫には欠かせないものだが、ここで言うのはオデコのこと。
秀でた額は高貴さと賢さの証だ。
でこ出しはツインテール同様にロリの髪型であるため、基本的に年齢の低めの姫に多い。
姫には委員長的な要素は多くあるし、実際委員長であることも多いが、眼鏡は基本かけない。
地味記号でもある眼鏡と姫は相性が良くないからだ。そのため賢いことの記号として、でこが使われる。
「THE IDOLM@STER」水瀬伊織、「ワンピース」ネフェルタリ・ビビ、「サイバーボッツ」デビロット、「さくらがんばる!」神月かりん
ティアラ
ティアラ(小冠)は、他に何も姫記号がなくても姫と認識されるほど強力な要素だ。
とりあえず、ファンタジーもので姫のキャラを登場させるなら、ティアラさえ乗っけておけば、他のキャラクタデザインは自由。という位に見事な記号化を行ってくれるアイテムといえる。
それだけに、ステロタイプを嫌う時には、まず最初に外すことを考えるアイテムでもある。
名前
名前は花ではなく華を使うなど、豪華な傾向にある。
これも近年所謂DQNネームによって無駄に画数の多い庶民の子供が増えてきたので、逆にお嬢様はひらがなにしてしまうなどの対抗策が取られている。
特に伝統系は、○○院、○○寺、綾小路など、漢字三文字以上の名字が多い。
子孫と明言されていない場合でも、姫が有名武将と同じ名字であることも多い。
そして、洋風の名前だとやたら長い。ミドルネーム付きが定番。
姫を分類する
では以上をふまえて、外見・内面・関係の要素それぞれについて姫を分類していくことにする。
外見要素
シック系
黒髪、姫カット。白のワンピース(+つば広の帽子)が定番。肌は陶器のように白く、口は極端に小さく貧乳率が高い。
ゴージャス系が洋風で、清楚系は和風という描き分けが多い。そのため和服を着ることも多い。
日本では伝統的・高貴な血筋を持つ一族として皇族が挙げられるが、当然日本の文化である漫画・アニメではそのイメージが強く出ることとなる。
洋風のシック系は、銀髪あるいは薄紫の髪であることが多い。
身につけるものは派手さはないが、有り得ない位高級。お召し物は基本シルク。シックは、決して地味ではないことに注意されたい。上品なのだ。
比較的多い髪型として、お団子が挙げられる。お団子とは、左右にアップにしてシニヨン(まとめた)にしたものだ。
中央上部でアップにしてまとめた髪型は、上流階級の淑女のパーティーファッションとして認知されているが、中央でひとつにするとアダルトすぎ、また正面から描くと認識されないため左右に分けた、というわけだろう。
このへんの成立過程はポニーテール→ツインテールと近いのではないかと思われる。
単に「スターウォーズ」レイア・オーガナ、「プリンプリン物語」プリンセス・プリンプリンのコンボで印象づけられたのかもしれない。
ちなみに、お団子とほぼイコールと言っていい関係の中国娘と姫との関連性は無い。
シック系=清楚系であることが多いが、例えば「舞-乙HiME」マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームは、前作でおとなしく神秘的な人物としてデザインされたキャラクタを、スターシステムによってタカビーな性格の役を当てたという成立経緯なため、「シック系の外見にタカビーな性格」というキャラクタができあがっている。
「カードキャプターさくら」大道寺知世、「絶望先生」糸色倫、「紅kure-nai」九鳳院紫。
ゴージャス系
ピンクのフリフリドレスなど、所謂姫系ファッションに近い。
リボンなども多い傾向にある。
鼻は高く、ぱっちりした目と跳ねた睫毛の、ちょっとバタ臭い美貌。
日本人なのになぜか金髪で縦ロールの髪型がパターン。「エースをねらえ!」竜崎麗華(お蝶婦人)からの伝統とも言える。「マリア様がみてる」松平瞳子のようにツインテールをロールした通称ドリルも多い。「流星のロックマン」白金ルナのドリルロールっぷりは頂点だろう。
かなりの率でタカビー系かつ巨乳。
高級感の記号であった金髪も、現実に染髪による金髪日本人が増えてきて、不良の記号→別に普通、という常態になり、フィクションの中でもあまり特別感は高くなくなってしまった。
それでも、他のキャラとの差別化のために金髪であることは多い。
「ベルサイユの薔薇」マリー・アントワネット、「ガラスの仮面」姫川亜弓、「トップをねらえ!」アマノ・カズミ。
内面要素
おてんば系
内面要素(性格)は、清楚系とタカビー系の二つで姫のほとんどは語れるかと思う。
ただし「おてんば系」という主役型の姫に触れておく必要があるだろう。
多くの少女向け作品の主人公の要素のひとつとして「姫」が付加されているため、この系統を取り上げるとそれはすなわち「少女向け作品の主人公」について語ることになる。
おてんばで、お姫様らしい所なんか一つもない女の子。でも実は…のパターンは王道中の王道だ。
本来おしとやかであるべき姫が、活発で粗雑であるという「ギャップ萌え」の典型ではあるため、大抵の姫はおてんばな一面がある。
おてんば姫は、しゃべりや行動・外見などが、どうしても親しみやすい(普通の)キャラになってしまうので、姫として意識されないことも多い。しかし、その親しみやすさと行動力は主人公むきの要素である。
おてんば系は、特に典型的な容姿やしゃべりがない。これは主人公になることが多く、姫としてよりも主人公としてのキャラクタデザインが求められるためだ。
大抵は姫の中でも若く、単なる子供の性格としてのおてんばであり、後々は他のタイプに分化することも多い。
子供キャラ全般に、将来どうなるか分からない不安定さが魅力だが、特に姫はその立場上大きく変わらざるをえず、おてんば系は最もその傾向が強い要素といえる。
「ドラゴンクエストIV」アリーナ姫、「ターンAガンダム」ソシエ・ハイム、「キングゲイナー」アナ姫、「エマ」ヴィヴィアン・ジョーンズ、「ふしぎ星の☆ふたご姫」ファイン、レイン、「ARIA」藍華・S・グランチェスタ。
清楚系
正統派のお姫様と言っていいだろう。ヒロインの正統派でもある。
まず確実にさらわれるのはこのタイプで、主人公にはなりにくい。
優しいとは言っても姫、無礼者には毅然とした態度をとる。
驚く時は「まぁ」とか、本当に驚いているかどうか怪しい驚き方をする。
かなりの率で天然で天才型、なにも訓練してないのにもの凄い能力を発揮するが、それをまったく凄いことと思っていないという、冷静に考えるとかなり嫌な性格だ。しかしキャラとしては可愛いポイントとなる。
代表キャラは「ルパン三世 カリオストロの城」クラリス・ド・カリオストロで異論はないだろう。
世間知らず、それゆえ素直、強い意志と意外なほどの行動力。これらの清楚系の萌えポイントを余すことなく装備している。
かなりの率で清楚系=シック系だが、そうでない場合もある。
例えば「スーパーマリオ」シリーズ ピーチ姫は典型的なゴージャス系の容姿だが性格は清楚系で、清楚系の特徴のひとつである「さらわれる」シチュエーションも圧倒的に多い。
「アルプスの少女ハイジ」クララ・ゼーゼマン、「ダンバイン」シーラ・ラパーナ、「小公女セーラ」セーラ・クルー、「天空の城ラピュタ」シータ(リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ)、「ふたりはプリキュア」雪白ほのか、「天元突破グレンラガン」ニア、「ハヤテのごとく!」鷺ノ宮伊澄。
タカビー系
とにもかくにも「おーーーっほっほっほ」の高笑いの所有者は、ほぼ100%このタカビー系キャラだ。
何かというと従者が現れて世話を焼く。
成金の娘率が高く、キャラ自身も成金趣味なことが多い。
そして、大抵は影でもの凄い努力の人で、男性に関しては一途、かなりの率でツンデレで負けず嫌い。このへんがこのキャラクタの萌えポイントだ。
むしろタカビー系の姫から、高級感を取り除いたのがツンデレと言っても過言ではない。
きつい性格を象徴する吊り目。特に初登場時は人を見下すふせ目であることが多い。
さほど高飛車な性格でなくても、キャラを○○様(お姉さま含む)と呼ぶ同年代の取り巻きがいると、タカビー系と見なされがち。
このタイプのお嬢様で代表的なのは「白鳥麗子でございます!」白鳥麗子だ。コメディを成立させるために過剰にタカビー・ゴージャス系の性質を持っている。
女性向けマンガであることもあり、萌えと直接関係はしていないが、タカビーお嬢様の可愛さの典型的な部分はしっかり押さえられている。
タカビー系が主人公であることは稀だが、ライバルキャラとして非常に多くの作品に登場するので、親しみ(?)のあるお嬢様だ。コメディ担当率も高い。
「機動戦士ガンダム」セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)、「小公女セーラ」ラビニア・ハーバート、「YAWARA!」本阿弥さやか、「ドラゴンクエストVII」マリベル、「ターンAガンダム」リリ・ボルジャーノ、「ヴァンパイア」モリガン・アーンスランド、「怪物王女」姫。
関係要素
姫と関係要素(地位)は切り離せない、それによって姫という要素が成立するからだ。
他の外見や性格は、地位から来るものと言っていい。
また、高貴な姫には特徴的な役割言葉が存在し、概ね「わらわ〜じゃ」の姫言葉と、「わたくし〜ですわ」のお嬢様言葉に大別できる。
姫は往々にして高慢なしゃべりとなるが、この特徴はエルフやヴァンパイアなどの長命の種族も持っている。エルフは清楚系とゴージャス系の容姿・性格を混ぜ合わせた、ハイブリッド姫と言えなくもない。血筋という意味ではこれ以上ないくらい特殊なものでもあり、十分姫の一種と言えるだろう。
花魁言葉を使う「狼と香辛料」ホロは、姫やエルフの変形と捉えられる。
伝統系
「わらわ〜じゃ」という、姫言葉使用率が高い。この、少女と老人言葉(に近い言葉)というギャップが、姫言葉のポイントだ。
ちなみに「ファイブスター物語」峡楼姫(プリンセス・オリビー・タイトネイブ、通称「じゃーじゃー姫」)は「わし〜じゃ」という珍しいタイプ。ただし歴史的には「わし」というのは姫の一人称としては正統派だ。「CAPCOM FIGHTING Jam」イングリッドも一人称が「わし」であり、設定にはなくともその容姿とともに姫であることを想像させる。
姫言葉で代表的なのはやはり「あんみつ姫」あんみつだろう、リメイクもされ、ちょくちょく人気アイドル主演でテレビドラマ化されるので、おそらく姫言葉のテキストとなっている。
伝統系は全て姫言葉というわけではなく、むしろお嬢様言葉を使うキャラの方が多い。というのも姫言葉は、古くさい上に和物のイメージも強いため、キャラクタの方向性がつきすぎるからだと思われる。
和風でない場合は姫言葉の代わりに「ターンAガンダム」ディアナ・ソレル(キエル・ハイム)の「よしなに」のような、姫言葉に負けないインパクトの強い言葉を使う傾向がある。
金よりも、古くからの伝統の仕組みを利用して、貴人であることを強調する。
例えば、もの凄い能力を持った家来(一族)がいる(主に忍者)。有名な城など(金を積んでも買えないもの)が実は持物。政治家などと知り合い。
しきたりは守る傾向にあり、清楚、シック系が多め。
成金系
「わたくし〜ですわ」という、お嬢様言葉を使う。「あたし〜だぞ」もわりと定番。姫言葉は使わない。
なにかと金で解決。最新鋭(洋物)が好き。やたら機械(兵器・コンピュータなど)を使う傾向がある。
兵器や召使いなどで画面や展開を派手にするための理由づけとして存在している姫だ。
タカビー、ゴージャス系が多め。多くはコメディ要員でもある。
「舞-HiME」アリッサ・シアーズは、シアーズ財団会長の娘で兵器をバンバン使う成金系で金髪でもあるが、清楚無口系の珍しいタイプ。
「ギャラクシーエンジェル」ミント・ブラマンシュ、「少女革命ウテナ」桐生七実、「ハヤテのごとく!」三千院ナギ、「ご愁傷さま二ノ宮くん」北条麗華、「しゅごキャラ!」山吹沙綾。
複合要素
そもそも姫は職業・地位を複合要素だが、姫以外に職業要素を持つ場合もある。
軍人(男装の麗人)系
剣を取って戦ったり、指揮官として軍を率いたり、国を治めたりといった男性の役割をする姫。
タカビー系に似ているが、我がままなのではなく上級軍人なので当然の振る舞いとしての高圧的命令口調。
若くはあっても主人公たちの中では年齢も高めのことが多く、「女王様」よりの姫といえる。
おてんば系の延長であると捉えることもできる。
男装率は高く、しゃべりも男っぽいことが多いが、逆に胸は大きい場合が多く、ギャップ萌えの典型と言える。
戦士系は主人公に多い。
「ベルサイユのばら」オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ、「リボンの騎士」サファイア、「風の谷のナウシカ」ナウシカ、「十二国記」供王珠晶、「機動戦士ガンダム」キシリア・ザビ、「プリンセスクラウン」グラドリエル・ド・ヴァレンディア、「ロミオ×ジュリエット(GONZO版)」ジュリエット、「コードギアス 反逆のルルーシュ」コーネリア・リ・ブリタニア。
巫女・予言者
姫が特殊能力者であることは非常に多いが、治癒能力や予知能力を持っていることは少なくない。
そういうこともあって神殿の巫女としての要素を持つキャラクタも多い。
そして処女でないと勤まらないという設定が多く、処女性が魅力のひとつである姫との相性は良い。
「グインサーガ」リンダ・アルディア・ジェイナ、「聖闘士星矢」城戸沙織(アテナ)、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」シーラ・トェル・メタ=リカーナ。
その他
勿論、全ての姫が上記の分類に当てはまる訳ではない。
例えば「機動戦士ガンダム」ミライ・ヤシマなどは間違いなくいいとこのお嬢様だが、性格や外見のデザインが、あまり記号化されていないため区分が難しい。
まとめ
女の子の憧れである姫は、少女向け作品の主人公に非常に多く、さらわれた姫とそれを救う剣士という構図は男の子が好きな話の代表であり、少年向け作品のヒロインは必然的に姫が多くなる。
要するにフィクションの中では「ヒロイン=姫」であると言っても過言ではない。
それが、この程度の紙幅で語れる筈もないが、外見「シック・ゴージャス」、内面「清楚・タカビー」、関係「伝統・成金」の分類は、フィクションのヒロインを語る場合にいろいろと使い勝手のいい軸となるのではないかと思う。
関連 : エルフ-鳶嶋工房ゲームザッキ