任天堂は光線銃を反省している

 任天堂は、意外に光線銃に拘りのある会社だ。
 まず、その名も「光線銃」シリーズ。前述の横井氏が開発した玩具だ。なんと発売1970。そして大ヒット!
 この商品のヒットが、今のエレクトロニクスの任天堂を生んだといっても過言ではない。

 そして1984には、ファミリーコンピュータの周辺機器として「光線銃」が登場するが、これはさほど普及せずに終わる。
 さらに1993-06-21に、スーパーファミコンの周辺機器として、バズーカ型の「スーパースコープ」が発売されるが「ゲーム屋のじゃまな周辺機器のランキング首位独走」状態。
 これで「本体に付属していない機器ではダメだ」とつくづく思い知ったものと思われる。

 64のコントローラは極めて銃っぽい(というかクロスボウっぽい)外観であり、実は「3Dスティック+Zトリガ」によるガンコントローラでもあった。
 もう興味が無くなったふりして、実はまだ同じタイプの女を追っかけている。
 ゲームキューブのコントローラは見た目からは銃っぽさが無くなったので、流石に諦めたのかな、と思ってたら…。
 Wiiのコントローラの銃っぷりといったら!!まだ参考出品ではあるものの合体して銃になるパーツが!
 普及しないなら、最初からつけときゃいいじゃん!Wiiコントローラに任天堂の開き直りを見た。

 ちなみに米国市場では銃型コントローラの需要は高く、NES(ファミコンの米国版)にガンコントローラを付けたパッケージもかなり売れたと聞く。
 FPSガンシューティングの人気が高い米国市場では、ガンコントローラ代わりとなるポインティングデバイスは、「きれいな映像」よりも魅力的な機能とも言える。