褒美の与えかた
禁欲があって、落差として満たされる欲。
出し惜しみせず出し続けると、慣れられ飽きられる。
出す間隔が長すぎると、諦められる。
必要なのは、チラリズム。褒美は一瞬で、小刻みに与える。少なくとも、イントロですぐ与える必要がある。例えばレベルアップの作りが参考になる。
全方位の欲望に対応して、様々な満足を畳み掛けるように与える。
プレイヤーごとに反応する欲望は異なるから、褒美のつもりが褒美になっていないということは往々にしてある。
逆に褒美のつもりが苦痛になっていることもある、例えばムービーシーン。
だから褒美は一瞬である必要がある。長いから褒美の価値が高まるというものではないのに対し、長いと苦痛は確実に高まる。