「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ

 萌えの代表的キャラを一人だけ取り上げて、深く掘り下げてみる。キャラクタシリーズ第三弾。
 今回は「新世紀エヴァンゲリオン」から綾波レイだ。
 萌えのターニングポイントを探すとするなら、このキャラクタを取り上げざるを得ないだろう。
 萌えどころか90年代を代表するキャラクタと言ってもいい。

 なお、今まで取り上げたキャラのラインナップは萌えキャラ一覧を見てほしい。

新世紀エヴァンゲリオン」は1995から1996にかけて放映された、SFアニメである。
 区分けとしては巨大ロボットものに入れられることになるが、エヴァンゲリオンはどちらかというとウルトラマンのような巨大ヒーローものに近い要素が多い。
 エヴァンゲリオンという作品は、語るべきもの、語りたくなるものが非常に多いのだが、ここは自重して萌え文脈に於ける綾波レイ、のみに注目して語る。

 よく考えたら、私はエヴァ本とかTVのメカニカルデザイン集ぐらいしか読んだことないので、既に語り尽くされていることなのかもしれないが、一応外せないキャラなので書く。

外見要素

装備

パイロットスーツ

 綾波レイはプラグスーツと呼ばれる、体にぴったりとした服を着てエヴァに乗り込む。
 胸の下にある突起が胸を後ろから掴もうとしているようなデザインな上に、腹部に縦に入ったラインが、構成といい位置といい女性器を想像させずにはおかない。勿論、胸の間の丸い突起はクリトリスだ。
 この解説、いきなりトンデモな雰囲気があるかもしれないが、レイのプラグスーツはジョー・キャメル並みのサブリミナル効果を持った意匠だと断言する。なんせ庵野監督は「オマンコ、ドアップにして打ち切りされたい(大意)」とか言うようなひとだからな。オマンコ(レイのプラグスーツ)が世にはびこっている現在、彼は笑いを抑えきれないと思う(この発言、富野監督の「ヒロインはオマンコなめたくなるようでなければ(大意)」を受けてだったかな?)
 そもそも、他にもエヴァンゲリオンの劇中では繰り返し性器や性交の隠喩的表現が現れるし、映画ではもうちょっと具体的にレイにオマンコが描写される。

 腹の線に限らず、このプラグスーツは適宜線を入れ、立体感やパーツの区切れの良さを出している。
 さらに頭につけているなんかよくわからん突起が「ネコ耳」的シルエットを形作っている。
 首に赤い輪があるのは、首輪ですよね、どーみてもコレ。
 つくづく見るに、そーとーあざといデザインといえる。そのあざとさは「デ・ジ・キャラットでじこに匹敵する。そしてそのあざとさを一見気づかせないのがい上手い(…というかいやらしいと言うか)

 このプラグスーツは、かなり複雑な線で構成されていて描くのは面倒だが、描くのはわりと簡単だ。
 矛盾するようだが、カラダにぴったりした服は裸に線を引くだけなので、ある程度絵を描けるものにとってはスカートなどより断然描きやすい。
 あざとく入ったラインは、人体を描く時の補助線の役割を果たすので、ちょっと面倒だが何もないより逆に描きやすい。
 とはいえラムの虎縞ビキニは単純で子供でも容易に描けたが、レイを器用に描く幼稚園児がいたらビビる。
 しかし、ラムのおかげもあってオタク絵の平均のレベルが底上げされているため、ラムの時代に比べ描きやすいのラインがかなり上がっている。そんな時代のヒロインが綾波レイである。

 このプラグスーツのデザインも含めて、エヴァンゲリオンは、笹本祐一「ARIEL」1986の影響が強いと思うんだが、あんまり言及されてるの見たことない。髪はうす水色だし目は赤いし、大型人型兵器を運用する組織のリアルな描写や問題点とか。そもそもゼネプロからガレージキット出してるし、庵野監督を含めてガイナックスにいるようなオタクは全員読んでる筈だ。てゆーか読んでないようなやつはオタクじゃない。…話がそれた。

 松本零士宇宙戦艦ヤマト」森雪の船内服が祖先としては妥当なところかと思う、途中には「機動戦士ガンダムセイラ・マスパイロットスーツや「戦え!!イクサー1」の戦闘服などを挟みつつプラグスーツにつながる。
 直接的には、同じ貞本義行デザインの「不思議の海のナディアエレクトラの最終決戦用スーツから連なるデザインだ。

 白いハイレグレオタード的衣装を纏った幼さの残る肢体は、白い妖精ナディア・コマネチを思い起こさせる。
 一応言っておくと、視聴者が「コマネチみてーカワイー」と思ったという意味じゃなく、人気の有る組み合わせだということだ。制作者の方はど真ん中のコマネチ世代だと思うが、メインの視聴者はビートたけしのギャグも下手すると知らない筈だ。

 そういうのすっ飛ばして「謎の円盤UFO」エリス中尉から持ってきた説が、一番有力な気もする。髪型も髪色もスーツも(1970の作品だということを考慮すれば)似てるし、番組自体の設定も似てる。
 だいたい制作者世代のSFオタクで、あの番組に影響受けてない人間とか考えられない(にしてもインターセプターのデザインは秀逸だよねー)

包帯

 初登場時は、包帯にぐるぐる巻きにされた状態で、これはもう卑怯なほどのインパクト。
 以前書いた「グリッド効果」が遺憾なく発揮されている。
 さらに片目はが塞がれ、メカクレ少女ともなっている。あざとすぎる!でもそれがいい。

参考 : 外見要素-グリッド効果について

制服

 学園に通う学生でもあるので、もちろん制服を着る。
 その制服は、正直あんまり可愛くも格好よくもないとおもうが、その裃状の上着は、横から見ると腋から横乳、腰までを強く意識させ、有り体に言ってエロい。
 …いやなんかエロ目線でしかキャラを見てないような文だなおい。ただ、これは大して重要ではない。

 制服には赤いリボンを結ぶようになっているが、これもアニメとしては相当控えめでヒラヒラ感に乏しい。またスカートも下手すれば事務員のような地味さだ。
 この制服の「ありそうなダサさ」が作品の強度を出すためには、必要だったのではないかと思われる。ファンの描くレイはプラグスーツ姿が断然多い。
 プラグスーツはあまりコスプレに向かないので、コスプレ用の作りやすく特徴のある服、として制服がデザインされているのかもしれない。

小さな目

 当時、セーラームーンに代表されるでかい目へ向う傾向があったアニメへの、カウンターとしてデザインされたと思われる。エヴァ以後、目の巨大化は一時停滞する。
 そのセーラームーンの声優である三石琴乃が、エヴァの主要キャラクタであるミサトをやるのがまた面白い。単に庵野監督がセーラームーンファンだからと言えばそれだけの話でもあるが。また話がそれた。

赤い瞳

 白い肌に白い髪に加え、赤い瞳を持っているためアルビノ(白ウサギ)的な印象がある。
 白ウサギは実験動物の代表的なものであり、容易に何かの実験によって産まれた、あるいは何かの実験を受けているキャラクタだと想像がつく。
 オタクの基礎教養である「ブレードランナー」のレプリカントの瞳はかすかに赤く光るし、吸血鬼は瞳が赤いのが定番だ。赤い瞳→人間じゃないの公式は、オタクに片足突っ込んだ程度でも完璧に刷り込まれていると言っていい。

 最近では、「マクロスフロンティアランカ・リーが、赤い目のヒロインだ。

うす水色の髪

 レイの髪は、ほぼ白髪と言ってもいい。
 通常は老人の記号だが、14歳の少女となるとクローンか超能力者かロボットか、とにかく普通の人間でないのはもう間違いない、と断言してしまっても良いぐらいの記号である。
 これに加えて赤い瞳である。当時の視聴者(オタク)は一見した瞬間に、普通の人間ではないことを了解した筈だ。
 哲学的なことを語ったり、意味深な伏線をバンバン張ったりする、分かりにくいアニメの代表のようなエヴァだが、こと綾波レイのキャラクタデザインは、実に分かりやすい。

 制作者がオタクなので、単に南斗水鳥拳のレイの髪の色を持ってきてみただけ、という可能性は捨てきれないが…
 いやむしろSPTレイズナーから青を…、持ってきませんよね流石に。

参考 : 外見要素-髪-髪色

ショートカット

 ショートの髪は元気の象徴であるとともに、なにか大きな手術を受けた後を思わせる。
 特にレイの場合は、いきなり大けがをしていたので、この印象が強い。

 萌えの文脈では「機動戦士Zガンダムフォウ・ムラサメも寒色の唇と相まって元気さよりも「術後」の印象が強いキャラクタだった。
 また綾波レイの後だが「交響詩篇エウレカセブンエウレカは、中盤にベリーショートとなり、レイ以上に術後の印象が強いキャラクタとなった。

 また、このころのアニメや漫画のキャラクタは、目とともに髪のボリュームが恐ろしいほど増える傾向にあったが、その流れとも逆行していた。

シャギー

 シャギーとは、先端にかけて髪の量を少なくし、もっさり感をなくし頭を軽く見せ、かつ立体感を持たせる散髪手法だ(なんか散髪というと、とたんにオシャレ感が無くなるが…)
 当時も一般には、髪を切ると自動的にシャギーを入れられちゃっていたような気がするが、漫画やアニメの中では、ちょっとオシャレな感じを出そうとしている漫画、例えば上條淳士あたりが使っていたくらいで、さほど一般的ではなかったように思う。
 二次元キャラクタは、髪で立体感を出す方法を様々に工夫してきているが、綾波レイはそれにもうひとつバリエーションを持ち込んだという意味で、なかなかに意義深い。

 綾波レイの場合は、特に頬にかかる内ハネの髪にシャギー感が強く出ていて、輪郭を曖昧にしている。これは輪郭を好きずきに想像できる効果を出している。ラフ線だと魅力的に見えるというのと同じ効果、といえば絵を描く人には納得してもらえるかと思う。

 かなり短いショートにも関わらず、ほぼ耳が隠れているというのも面白い。ショート=元気っ娘の方程式からの逸脱がここにも見られる。
 また、前髪も眉には完全にかかり、場面によっては目にもかかっているぐらいの長さがある。
 流行から無自覚に目に髪がかかったキャラクタが量産されているが、綾波レイの場合はその秘密に包まれたキャラクタ性を引き立てる(あるいは暗示する)役割をしている。

体型

 綾波レイは、ラムや峰不二子が確立したモンロー的スタイルの良さから、ツィギー的スタイルの良さへの転換が完了したことを示すマイルストーン(一里塚)キャラであるといえる。
 この時期「スタイルが良い」がグラマーであることを指すことを止め、やせていることを指すようになった。
 レイの場合は、特にオープニングとエンディングでヌードのシルエットが出るが、そこで太ももの間が異様なほどに離れていることが印象に残る。
 この足を閉じても股間にできる三角の空隙は、島本和彦が「炎の転校生」で伊吹三郎に託して熱心に説いた伝統的萌えポイントだ。

 またモンロー時代が訪れることもあるだろうが、2008年現在もツィギースタイルの時代は続いている。流石にそれが綾波レイの影響だ、とまではいわないが。

内面要素

性格

自分を軽く見る傾向

「たぶん私は3人目だから」という台詞は転生・不死のイメージを持っている。
 これが「自分なんかいなくなった方がいいんだ」という思春期特有のはしか的思考を持つ碇シンジとの対比で、非常に面白い。
 余談だが、綾波レイの絵を描いていて、バックアップを取ったら「綾波レイのコピー」というファイルができて、ちょっとSFの香りがした。…余談多いな今回。

 また、命と言わず肉体全般に執着がなく、裸体を見られたり触れられたりしても平然としている。
 こういってはなんだが「頼めばやらせてくれるんじゃないか」というような雰囲気がある。

肉嫌い

「にんにくラーメンチャーシュー抜き」という台詞がある。これは「不思議の海のナディア」ナディアと同じく、庵野監督の肉嫌いを投影しているわけだが、こういう本編の進行には全然関係しないフック(ちょっと気になること)が、かなりこまめにちりばめられているのが、なかなかにファン心理が分かった制作者という感じだ。

 ただ、こういうキャラ作りはごはんにふりかけのようなもので、真にいいキャラの作り方かと問われると懐疑的になるとも言えるし、まぁ美味しいんだからいいんじゃない、とも言える。
 また、こういう分かりやすくストーリー的に影響のない特徴は、二次創作を楽にする。

もう一人の綾波

 エヴァンゲリオン終盤に全然性格の違う綾波がひとつの可能性として現れるが、このキャラあってこそ、「ぷちえゔぁ」などのスピンアウトが成立することになった。
 今や、綾波(たち)はバーチャルアクトレス的な方向へと進もうとしている。

 そもそも「電脳学園3」で「トップをねらえ!」キャラを脱衣させてしまうような会社なのだから、二次創作はお手の物だろう。確かエレクトラもゲスト参加して脱がされてた、4だったか?

喋り

無口

 無口キャラはアヤナミと言われることも多い。そのくらい綾波レイの果たした役割というのは大きい。
 アヤナミという形容は、創作物の中のキャラクタだけではなく、実際の人物に対して使われることさえあるほどの広がりっぷりである。
 言葉としてのアヤナミは、もはやネクラやコギャルと近いレベルにあると言える。

 とにかく声を張ってなんぼのアニメ声優の常識を覆しポソポソと喋るレイは、エポックメイキングなキャラだったのは間違いない。

 綾波の少し前では「伝説の勇者ダ・ガーン」桜小路 螢1992-02-08がポソポソ喋るキャラとしているが、まだアニメの文法に乗った発声であった。
 そして「銀河漂流バイファム」カチュア・ピアスン1983-10-21が、もの静かで神秘性のあるキャラクタとしても容姿的にも、綾波レイの前身ではないかと思う。
 その前となると「太陽の王子 ホルスの大冒険ヒル1968-07-21、「内に強い衝動を秘めた人物は無表情になる」という演出と市原悦子の押さえた演技は、綾波系の元祖と言っても過言ではない。

参考:無口・無表情 - 鳶嶋工房ゲームザッキ

その他

 劇中に幼い頃のエピソードを放り込んで、幼女好きと美少女好きを二重に取り込むという、クラリスナウシカ・ラムetc.がやった伝統の殺人技をなにげにやってたりする。

 そこでは赤木ナオコを「ばばあ」呼ばわりするなど、どぎつい一面も見せる。
 幼い子供が言っちゃいけないようなことを言っちゃう黒さに、「いいのかコレ」と変なところで心配になってドキドキしてしまうが、これ吊り橋効果じゃないのか?
 狙ってたなら、あざといを通り越して清々しい。

関係要素

作られた人間

 碇シンジの母親である碇ユイをベースにして、使徒を混ぜて作られた人間(らしい)
 この作品、謎が投げっぱなしなので、結局設定が良く判らないものも多く、レイはその代表的なもの。
 少なくとも、通常の生殖によって発生した個体ではないのは確かだ。

 作られた人間としては「装甲騎兵ボトムズ」フィアナ(ファンタムレディ)が印象の強いキャラクタだ。フィアナはプロトワンとも呼ばれるが、ファーストチルドレンと呼ばれる綾波の元イメージの一つと言っていいだろう。透明カプセルに全裸で横たわるイメージも、典型的SFイメージとはいえ、SFアニメではフィアナが先駆的なものだ。

ドロドロの愛憎

 鉄面皮ゲンドウがレイを助けるために必死になるエピソードがあり。レイはその時に壊れたゲンドウの眼鏡を大事に持っている。この亡き妻そっくりの美少女とゲンドウの関係がエロい。
 さらに、ゲンドウの息子のシンジにとっては、気になる同級生かつ(おそらく遺伝子的に)母親な訳である。
 レイは産まれた子供(シンジ)が女の子だったら付けようと、ゲンドウが考えていた名前でもある。つまり、シンジの兄妹でもある。
 シンジがレイと事に至ると、近親相姦かつ親子丼ぶりじゃないですか!エロい。

 綾波レイというキャラクタは 、実に不健康的なエロに溢れている。
 それから、14のクセになんかエロいんだよ綾波は!

優等生

 与えられた任務は淡々と正確にこなす。
 アスカから「優等生」「人形」などとこき下ろされることで、そのあたりが強調されている。
 色々受け止め方もあるが、ゲンドウと楽しげに会話するシーンもあったりするので、指命を果たす以上の動機があって優等生をやっているのだろうと「妄想できる」
 エヴァでの特にレイの心理は、はっきりと描かれることがないので、いくらでも好きなように受け手が補完できるのが特徴だ。
 これはペットの心理を想像する飼い主に似ているのかもしれない。心が分からない故に、ちょっとした仕草にも意味を見つけようとし、好きなように解釈する。「よしよしお腹がすいてるんだね」と。

まとめ

 さて、綾波レイを萌えキャラ的系譜で見た場合に、一番重大なのは「無口キャラ」というジャンルを開拓し定着させたことにある。
 現在、戯画化されたオタクの持っているグッズキャラとして、一番に想起されるキャラであることは間違いないだろう。以前のラムちゃんTシャツとフィギュアが、ちょっとスタイリッシュにデザインされたレイちゃんTシャツとフィギュアに置き換わっているわけだ。

 エヴァンゲリオンは全体的に、作画が安定していない。つまり、多種多様なデザインのレイが劇中に登場している。
 視聴者は、自分が一番好きなデザインのレイを投影して楽しむことができる。

 また、安定しない作画は二次創作をやりやすくする効果も高く、ブームを作るキャラに欠かせない要素と言っても過言ではない。
 それに、うす水色の髪、白い肌、赤い目という特徴は、他のキャラクタにないもので、カラーで描けばどんなにヘタクソでもレイだと認識できるほどだ。
 描きやすさ→人気は、「ラム」の項でも、「初音ミク」の項でも語った通りだ。
 あまりに整っていると、自分がそれに乗っかってはまずいんじゃないか、と二の足を踏ませることになる。
 また、まるっきり回収されない謎が大量に残って穴だらけの本編のシナリオも、その足りないピースを埋めたくなり二次創作を誘発するという意味で効果的に機能していた。

 近年、ちょっとでもキャラクタデザインがずれただけで「作画崩壊」とわめくことが流行っているが、完全にキャラクタが整った作品は、はっきり言って面白みに欠けるし、そもそも人間が作画する意味がない。
 かっちりしすぎた作画は、視聴者の想像力を信頼しない視聴者軽視の行為とさえいえる。
 まぁ…単に崩れているだけのは困るが。

 キャラクタデザインが統一されていることを望む人は、喜んで「時空冒険記ゼントリックス」を見るべきだと思うのだが…けっこー面白いし、キャラも可愛いしバトルはカッコいいし、主題歌はB'zだぞ。
 3DCGアニメの名作は「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」をおいて他にないとおもうがな。…いや「スパイダーマン 新アニメシリーズ」があったな、あれはいいものです。あと「FREEDOM」の作画はかなりすごい。と、また話がそれた。

 もうヒロインのパターンは無いと思われていたところに出現した金鉱である綾波レイ
 最近はツンデレが定義されることによって「発見」されるということも起きた。
 まだまだ掘り起こせば、色々なキャラクタが眠っている筈だ。今まではひたすらキャラクタを作ってきただけだったが、ストーリーの文脈によらないキャラクタの発見史は始まったばかりだ。